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輸出?輸入?円相場で見極める貿易ビジネスの選び方

円相場

2016年の円相場を振り返ってみますと、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が優勢と報道されると一度100円程度まで円高になったと思ったら、大統領がトランプ氏になると12月末の段階で117円付近まで上がる結果となり、1月の段階では120円程度であったので結果的には一年を通してあまり変動が無かった結果となりました。ドルが10~15円程度変動するような為替の場合、輸出/輸入しているビジネス場合、粗利益に大きな変動を起こす結果となります。今回は2016年で昨年度と比べ円高に移行した年でしたので輸入ビジネス側に比重を持たせて貿易ビジネスについてどのようなビジネスなのか、どのようなポイントを重要視する必要があるのかご紹介したいと思います。

扱う商材選びと大事にするポイントについて

商品を検討する際に何を大事にしますか?「小売商品」の新規商品を安く仕入れて高く販売することで利益を得る方法もあると思いますし、一部コアユーザーに向けて売れる商品を仕入れする方法もあると思います。ただし、一部ユーザーに売る場合は売れる数量がどうしても少なくなる可能性が高くなるため一回の取引金額を大きくしないと利益を上げるのが難しくなります。では、新規商品の方が良いかというとこれも新規参入の場合はまだ知名度が低いためなかなか購入してくれないというデメリットもあり一長一短です。ですが新規参入時期であればコアユーザー向けに絞って販売するのがオススメです。しかも自分の強みを活かせる分野、例えばファッションが好きであれば洋服や靴などがありますね。そして外国語が話せ現地に行ったことがあればなお強みを活かせます。これは現地での流行が分かるという点と現地の人とコミュニケーションを取ることで日本ではまだ販売されていないお宝を探せる可能性が高まるからです。その商品を日本で販売することでその商品に対して魅力を感じてくれた人が購入し、気に入ってくれた場合は高い評価をいただけます。この評価をいただくことが大事です。ユーザー視点で考えて欲しいのですが、同じ商品で同じような金額で出品している欲しい商品を見付けた場合、どのようなポイントを参考するでしょうか?その人の評価の数と優良の評価やコメントを確認しませんか?そのため、まずは自分の強みを活かした商品の売買から少しずつ始めていき、ある程度の評価を得られた後に新規商品の販売など商品の種類を増やすことで売り上げ規模を拡張できます。そして他の商品も購入してくれるユーザーが増えれば評価も増え、説得力が上がるので多少の金額の差異であれば注文が入ることも考えられます。

ビジネスを行うためのツールについて

貿易ビジネスを行う上で、独自のECサイトがあればより強みを出せますが参入当初は特に費用を掛けたくない場合が多いと思います。その場合は既存の仕組みを利用して売買を行うことになります。仕入先として商品を探すサイトでいうと「Amazon」が有名です。例として紹介すると「Amazon」のページでは日本版のページとアメリカ版のページがあります。アメリカ版のページで商品を購入すると日本に郵送できる商品があります。配送料と関税を支払うことで商品を日本にいながら受け取れます。この仕組みを利用することで、わざわざ現地に行かなくても商品を仕入れられます。そして仕入れした商品を日本の「Yahoo」や「メルカリ」などで販売してその際に出た差額が粗利として利益になります。

利益を上げるために

利益を上げるためには主に2点あります。「仕入数を多くするか」「仕入をする商品の金額規模を大きくするか」です。お気付きかと思いますが、どちらの場合であっても資金が必要です。資金をより多く掛けることで大きな収入が得られる可能性が高まるビジネスになっているためです。特に仕入数を増やす場合、輸入する場合に為替、関税、配送料などの費用計算を間違えてしまうと赤字になることにつながりますので注意が必要です。
また、仕入数を増やすと在庫を抱えることになるため翌月に持ち越すなど売り上げになるまでリードタイムが伸びてしまうとキャッシュフローが悪化する要因になります。ツールを上手に活用して早期にさばく必要があります。

まとめ

為替相場の変動でより管理が難しくなる貿易ビジネスではあり、また輸入禁止商品もあり注意すべきポイントがあります。そのため慣れるまでの間は赤字ビジネスになってしまうリスクがある認識を持っておく必要があるでしょう。ただ在庫を解消できていけば、大きく赤字になりにくいビジネスでもあります。他のビジネスでもそうですが自分の工夫次第で稼げる金額が変わってくるので楽しみながら実施できる人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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