あなたは「PDCAサイクル」という言葉を知っていますか?書籍やインターネット上でたくさん情報が飛び交っていますからご存知の方がほとんどだと思います。
今回は、副業でなかなか上手くいかないという方にぜひ知っていただきたい、PDCAのメリットをご紹介いたします。
PDCAサイクルを仕事に取り入れるだけであなたの仕事の効率化がはかれるかもしれませんよ!
今回は副業の改善に役立つPDCAサイクルを取り入れるメリットについて詳しくご紹介していこうと思います。気になっている方も多いかと思いますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
PDCAサイクルとは業務プロセスの管理手法のひとつ。
計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)という4段階を繰り返し行なうことで、継続的に業務プロセスを改善していく手法のことです。
まずは目標を策定した上で、それを達成するための「計画(Plan)」では、目標を設定してそれを達成するための行動計画を作成します。そして計画に沿って「実行(Do)」し、その結果と目標を比較して「評価(Check)」を行ないます。また、この際に問題点の洗い出しや成功・失敗の要因を具体的に分析しましょう。最後に「改善(Act)」を行い、行動の方法の見直し、目標に向けて次のサイクルを実施していくということです。PDCAを料理に例えてみましょう。おいしい出し巻きたまごを作りたいとします。どうすればおいしい出し巻きたまごが作れるかを計画(Plan)します。そして実行(Do)し、評価(Check)を行います。そこで「あまりおいしくなかった」という結果がでれば改善(Act)を行います。そして、また次回おいしい出し巻き卵を作るために、計画(Plan)に戻るサイクルを続けます。
PDCAサイクルが成功は、ほとんどこの計画段階(Plan)の精度によって決まります。まず、現状の把握がスタート地点です。現状把握は客観的、かつシビアに事実を認識することがポイントです。そして目標から逆算し、実現のための行動計画を立てましょう。ここで実行に値する計画かどうかを吟味・検証することも重要です。
計画を実行する上で「想定外」は起きて当たり前という認識を持ちましょう。本業の仕事が忙しすぎて計画通りに行動できない、なんてこともありえます。計画段階で想定外の予定変更も考慮して余裕を持ったスケジュール設定をしておきましょう。
行動結果の正しい把握からスタートします。「自分が理解していること」が絶対ではありません。急ぎの場合には臨機応変に改善のための対策を打つことも大事です。KPI(重要業績評価指標)を見つけることも大事です。KPIとは目標達成プロセスの実施状況を計測するために、実行の度合い(パフォーマンス)を定量的に示すこと。「成果に直結するKPIとはなにか?」を考えると改善策への評価が見えてきます。
改善が実現できるかどうかを決めるのは自分の中のしがらみが重要なポイントとなります。「本当はもっとこうすればいいのに・・・」といった考えをなくすことが大事です。何が改善を妨げているのかを理解しましょう。また、一度にあれこれと改善案は詰め込まず、現状維持から脱却するための対策に絞りましょう。行動の改善には大きなストレスがかかるかもしれませんが、確実に改善できるようにしましょう。
副業をしていても、仕事での方向性が明確でない方も多いかと思いますが、しっかりとPDCAサイクルを習慣づけることで、仕事での方向性を明確化することができます。仕事での方向性が分かるとあらゆる分野で成功しやすく、失敗した体験もしっかりと評価(Check)して、改善(Act)すればいいだけです。そのため、失敗を恐れず積極的に行動を繰り返せるというメリットがあります。
PDCAサイクルは、仕事自体の質を向上させるためにも効果的です。目標と計画をしっかりと立てておくことで、仕事が回せるようになります。仕事自体の効率化を図り、本業の収入を上げたい人にもとてもおすすめです。
PDCAサイクルの基本は、計画、実行、評価、改善。この4つを意識することはビジネスにおいても人生においても非常に役立つことだと言えます。収入を向上させてライフスタイルを充実させるためにも、あなたの副業も効率化してみませんか?