毎日頑張って働いているのに、全然給料が上がらない。そう嘆いているサラリーマンの方は多いはず。「景気が良くなった」なんてニュースを聞いても、給料に反映されていると実感できている人は、そう多くはないはずです。しかし、嘆くよりもほんのちょっとの意識と行動で、給料をアップできるかもしれませんよ。今回は、給料アップのためにやるべきことをいくつか紹介していきます。ぜひ、実践してみてくださいね！

組織に不足している技術や資格を取得する

あなたがいる会社では、どんな人達がどんな風に働いていますか？客観的に職場を見渡してみてください。そこには必ず不足している何かがあるはずです。
特に中小企業で働いているという場合は、その不足している何かを見つけるのは簡単だと思います。もし見つけることができたら、自分が積極的に不足しているものを埋められる努力をしてみてください。社内に他の誰も持っていない技術や、資格を持っていれば、業務の利益向上や効率化に貢献できるかもしれません。そうすることで自身の価値が向上し、お給料アップのための近道になります。また、今後の事業展開にプラスになることが増えていくかもしれません。会社に貢献すればそれだけ給料に反映してくるはずなのでぜひ試してみてください。

期待以上の結果を意識する

どんなにその会社の業績が悪くても、社員の中には給料が下がらない人がいると思います。
そのような「スーパー社員」と呼ばれる人は、どんな働きぶりなのでしょうか。スーパー社員は、会社にとって必ずいて欲しい人。その社員に辞められては困るという風に思われているので、会社も一般の社員よりも高く評価しているのです。そんなスーパー社員の仲間入りをするには、常に上司が求めている以上の働きをすることが必須です。上司が求めている結果が10だとするならば、自分の中の目標達成は13というように、常に少しプラスした成果を上げてくことが重要です。また、ちょっとした気遣いなど、言われる前に先まわりして仕事をしておくと、上司にとって「頼りがいのある社員」という評価を獲得できます。このように、毎日のちょっとしたことが給料アップに繋がっていくのです。

成績が良い時に給与アップ交渉する！

大きな仕事を任せられる機会を与えられた時はチャンスです。しっかりとその仕事を全うし、大きな成果をあげてみましょう。成功に収めた時は、必ず給与をアップして欲しいと交渉する機会です。通常業務の中での給与アップ交渉は難しいですが、きちんとした結果を残したあとの交渉は、こちらもお願いしやすいですし、聞き入れる上司の側も自然と耳を傾けてくれることが多いようです。チャンスだなと思ったらぜひ、それを最大限に活かすようにアピールしましょう！

自分にしかできない何かで上司にアピール！

自分の中で成功したと思えないと感じたら、まだ給料アップの交渉をする時期ではないでしょう。給料アップの交渉は、やはり明確な仕事の結果に、自信をもって交渉に望むことが必要不可欠です。それには、会社にとって辞められては困るという人材になることが重要です。この仕事は自分が頑張った結果だと明確に提示できれば、会社はあなたを辞めてもらっては困る人材と思ってくれるでしょう。現在、自身の持てる結果がない、という方は、今からでも作るよう行動を始めてください。それが確立する頃には、自分で交渉しなくても給料が上がっていることも夢ではありません。

仕事の質と範囲を向上させる

毎日会社に出勤してどんな風に仕事をしていますか？勤務時間の中でマイペースに働いているのでしょうか。仕事はなんとなく与えられている仕事をそつなくこなしていればいいという考え方もあります。しかし、少しでも給料をあげたい、成果を出して給料アップの交渉をしたい場合は、流れに任せて仕事をこなすだけではいけません。
自分ができる仕事の質と範囲を向上させる努力が必要です。例えば同じ仕事でも、繰り返して慣れていくうちに、スピードがアップするかもしれません。また、自分で勉強して新しい技術を習得するのもひとつの手です。ひとつ、できることが増えたら、上司に相談して仕事の幅を広げていくのです。短い時間で効率よく、多くの結果を残せるということは、それだけ単価の高い人材ということです。そうしてある意味貪欲に仕事をする姿勢は、必ず評価されます。それが、ゆくゆくは給与アップという形に繋がるのです。

【まとめ】

いくつかご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。当たり前のことだけど、実践するのは難しいと思えることも多くあったかもしれません。しかし、できることから少しずつ実践していくことが、何か突発的なことよりもはるかに効果的で、確実な給料アップの方法なのです。何か行動を起こすのに遅すぎることはありません。今日からでも少しずつ取り組んでみてくださいね。