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「断捨離」「ミニマリスト」に学ぶシンプル生活のメリット

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「断捨離」とは「必要のないものを絶ち、捨てて、執着することから離れる」とあります。また「断」「捨」「離」の一言ごとそれぞれに意味があります。「断」はこれから入ってくるものを絶ち、「捨」は既に持っているものを捨てる、「離」物への執着をなくすとあります。この3つの言葉を実践することで本当に必要なものしか持たないシンプルな生活を実施できる、生活を整理する方法として用いられることがあります。

ミニマリストとは

「ミニマリスト」とは持ち物を必要最小限度で暮らす人。必要なものだけを持って生活することが豊かな生活ができるという考えです。日本の大量生産・大量消費の豊かな国の中で生まれた新たなライフスタイルといえるでしょう。さまざまなものがそろう日本で皆、幸せに豊かに暮らせているかというと暮らせていない人もいます。逆に多くのものに囲まれて生きつらさを感じて生きている人がいるのです。自分にとって本当に必要なものしか持たないという非常にシンプルな考え方が共感を持たれたと思われます。またその考えこそが自分らしい生活を求めることであると考えられています。上記の言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。どちらの言葉も「ものを最低限にしてものに囲まれない生活をする」という部分に通じる言葉です。ただ順番としては「断捨離」を行ない、ものを最低限の範囲に絞ってから「ミニマリスト」で維持して生活するという流れになるかと思います。

似ている言葉「シンプルライフ」

「ミニマリスト」の言葉に似ている「シンプルライフ」という言葉があります。意味としては必要ないものは処分し、すっきりした部屋に厳選されたものに暮らす生活とあります。意味としては「ミニマリスト」と似ていますが、「断捨離」の段階を示していると解釈しています。「ミニマリスト」は断捨離した後のシンプル生活の究極系で「シンプルライフ」はその状況で継続的に「断捨離」を行なうことで「シンプルライフ」から「ミニマリスト」に移行していきます。ただ、明確な違いはないため本人次第というところもあります。
では実際に「シンプルライフ」を実践している人はなぜその生活を選択したのでしょうか?「シンプルライフ」とは他人に合わせる生活ではなく自分らしい生活をすること。流行などを気にせず、自分にとって必要なことを淡々と実践する。そんな生活となるため常に自然体で生活できます。また、自宅の中に~かもしれないものが多いと悩みながら生活することに。例えば洋服の種類が多くなると毎日着ていく服に悩んでしまい、食材や料理器具が多いと毎日なにを作ろうか迷ってしまう。家にいるときは休まりたいスペースなのに結局、ストレスを感じてしまっている。上記のように選択することをあまり取らないような生活をしたいために「シンプルライフ」を選択する人もいるようです。
完全に他者との関係性を切ることはできませんが、少なくとも「シンプルライフ」を実践している人は必要最低限な関係性を維持しているといえるでしょう。

「ミニマリスト」の3つのメリット

上記で「ミニマリスト」の意味について説明しましたが具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介していきたいと思います。まず一つに自分自身の趣向がつかめることが挙げられます。必要最低限のものだけ残すということは残ったものは自分の必要としているものということ。残ったものを確認することで、見えていなかった自身の大事にしていたものが見えてきます。相手のことを知ることは得意な人でも自分自身のことは案外わかっていない人がいたりします。2つ目に自宅で作業することがある人は該当すると思いますが作業効率を上げられます。自宅に誘惑するもの(テレビ・漫画・ゲームなど)がありませんから本来の行ないたい作業のみに集中できるのも大きなメリットの一つといえるのではないでしょうか。自分自身もそうなのですが自宅で作業をすると誘惑が多く効率が悪いのでカフェなどで作業を行なうことがありますが、カフェに行っても周りの音が気になってしまうこともあります。集中できる環境があれば自宅で作業するのが1番と思われている人は大きなメリットを感じると思います。

3つ目に決断が早くなることが上げられます

既に断捨離を行なっている状態ですのでそもそも浪費をすることが少なくなります。周りに誘惑が多くあったとしても購入する必要があるかどうかの決断が早く無駄なものを購入しなくなります。また、既に好きなものだか残っている状態ですので「好き・嫌い」の選択が早くなります。そうなると必然的にお金を使う頻度が少なくなり、貯金に回せるお金を増やせます。将来に向けた投資ができるという意味でも大きなメリットの一つといえるのではないでしょうか?

まとめ

必要最低限のものに絞る作業は、始めは大変に感じるかもしれません。その生活に慣れてしまうとメリットと感じる部分も多いと思います。自分自身を良く知る良いチャンスだと思いチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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