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失敗しても成長し続ける方法

成長

成長が早い人と遅い人には、いくつかの違いがあります。そのうちのひとつが、失敗したあとに落ち込んだままになってしまうか、失敗を帳消しにするほどの成長を見せるかの違いです。仕事でもプライベートでも、誰しも失敗は経験するもの。この世に失敗しない人などいません。もちろん失敗をすれば上司やお客様から怒られますし、周りから白い目で見られるなど、嫌なことがたくさんあるでしょう。自己嫌悪に陥ることだってあるかもしれません。失敗の経験は決して楽ではありませんが、人間として成長するチャンスでもあるのです。失敗によることでしか得られない大きな経験もあります。失敗を、成長への糧に変えるためにはマインドを変えれば良いのです。

失敗した後に、必ず振り返る

まず、毎日仕事を終えた後にその日の自分を振り返ること。なにかやり忘れている仕事はありませんか?予定通りに仕事を進められましたか?何かミスをしていませんか?もしミスをしていた場合、それをどうしたら防ぐことが出来たか?同じことを繰り返さないためにはどうしたら良いか?などを振り返る時間を作りましょう。振り返りを習慣化することで、自身を客観的に見られるようになり、大きく成長へと繋がります。また、失敗だけでなく、成功したことも同じように振り返り、自身を評価してあげましょう。どこが良かったのか?また同じように成功するためには何に気を付けて行動すれば良いのかを考えます。仕事はただ繰り返すだけでは、慣れることはあっても、精神的な成長はあまり期待できません。人として成長するには、仕事でもプライベートでも繰り返し自分を振り返ることが必要なのです。

自分なりの課題を設定して仕事に取り組む

振り返りも大事ですが、自分なりの「課題」を持って仕事に取り組むことも大事です。案外多いのが、会社から与えられた「目標」を「課題」と取り違えている人。単に目的を達成するだけでは成長できません。自分で決めた自分の課題をきちんと設定していないと、達成した要因や、行動の良し悪しを正しく振り返ることができません。課題は大きなことでなくても、たとえば「先輩からのミスの指摘をなくす」や「会議で積極的に提案する」など、何でも良いのです。このような意識を持って仕事に取り組めば、失敗した時にも何が悪かったかがすぐにわかるようになるので、成長のスピードも早くなります。常に少し高い視点や課題を持つことにより、より多くの学びを得ることができます。

自分が成長することに意義があるか

社会人として働くほとんどの人が、仕事をする際にミッションを課せられています。そこにさらに上記で挙げたように自分なりの課題を設定して、達成に向けて行動すれば大きく成長できます。しかし、常に挑戦をして自己を高めるのは、ハッキリ言ってかなり自己を制御する力が必要となります。でも、大変だからこそ得るものも大きいのです。苦労に負けない、くじけない人は、自分が成長することに意味があると理解しています。自分がなぜ成長したいのか、目標や目指したい姿は何なのか、それが明確にわかっている人は、決して逃げることを選択しません。目の前の仕事をただひたすらこなすのではなく、自分の目標やビジョンをしっかりと持ち、そこに到達するための課題を解決しながら仕事に臨みます。そして、常に自己をふりかえり、失敗や成功を糧にさらに前に進みます。

失敗を恐れない

人間は失敗をすると通常、自信を失ったり、悲しい気持ちになったりします。泣きたくなったり、自分が情けなくなってしまったり、会社であれば周りの視線が気になって耐えられなくなるようなことも出てくるでしょう。しかし、そのまま落ち込んでいても仕方ありません。この失敗をも楽しむくらいタフな精神を持つ方がはるかに建設的です。たとえばあなたが仕事で失敗をしたときなど、「まあ、そんなこともあるよ。次頑張ればいいから」と声をかけてくれる先輩はいませんか?彼らは自分が失敗したときも、きっといつまでも落ち込んだりせず、その経験を糧に前に進んでいるはずです。時には失敗を楽しんでいるかのように見える時もあるかもしれませんが、同時に失敗を恐れていては何もできないというのも事実です。サラリーマンならではの特性と武器だと言ってしまえばそれまでですが、このように失敗に対して前向きになるということも、成長をする上では必要な要素なのかもしれません。

【まとめ】

成功者はみんな、その陰で数多くの失敗をしています。成功の何倍もの失敗があると言っても過言ではありません。成功ばかりで順風満帆な人生を送っている人なんていません。「失敗をすればするほど、成長できる」そう考えるなら、勇気も力も湧いてきませんか?その強い気持ちこそが成長と成功には必要なのです。

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