仕事で失敗したときに、仕事で成功したときに、「もっと成長したい!自分をもっと高めたい!」と思うことがあるでしょう。その気持ちはすばらしいものです。仕事で成功を収めている人は、ほぼ全員間違いなく、このような強いハングリー精神を持っています。
今回は、「死ぬまで成長し続けたい」「人生を成功させたい」と思っているあなたのために、自己を高めるマインドの持ち方や考え方をご紹介します。
仕事の失敗も、人生で味わった成功も「すべて自分次第」で起きたことだと考えましょう。運や偶然ではなく、すべて自分の実力次第。仕事が滞っても、スムーズに進んでも、稼げても稼げなくても、全部コントロールしている自分の責任です。そう考えることで、これから自分が関わることを良い方向へ運ぶために全力を尽くせるようになります。
なぜなら、誰でも失敗はしたくないですからね。そして「すべて自分次第」と腹をくくり、取り組むことで、自分の人生を良い方向へコントロールできるのです。
不平や不満ではなく、常に自分がどれほど幸せかを考えるようにしましょう。自分にないものや、足りないもの、欲しいもののことは考えなくてOK。自分がどれだけ恵まれているか、どんなステキなものを持っているか、それだけをひたすら考えるようにします。
ここでの「持っているもの」とは、所有している物やお金、資産のことだけではありません。家族、友人、仕事、趣味など、あなたが幸せと思える要素はたくさんあるはずです。こんなに素晴らしいものに恵まれて、出会うことができて、自分は幸せだ。そうやって自分自身を満足して、幸せを感じることでエネルギーがみなぎってきます。ポジティブな思考は右脳を活性化させ、記憶力や理解力を向上させる効果があります。直感や想像力も冴えわたり、自己活性化してプラスのサイクルを作ることに繋がるのです。
自分を高めてくれるようなレベルの高い人となるべく多く触れ合う機会を持つのもおすすめです。尊敬できる人たちと行動をともにしたり、一緒にいることで、話し方が似てきたり、思考が近くなったりしてきます。最初は理解できなかった彼らの話も、長い時間一緒にいることで理解できるようになるなど、自分のレベルも上がっていくのです。
できる人の近くにいることは、学校で勉強を学ぶ以上の効果が期待できます。素晴らしい人間関係は心を豊かにし、日々生活するエネルギーを増幅してくれます。人生において、大事な人と一緒に過ごす時間は、自己を高めるためにも必要不可欠なのです。
仕事でも、プライベートでも、誰かが成功したら、それを心から喜ぶことも自己を高めることにつながります。人間は、つい他人の成功に嫉妬してしまいがち。他人の成功を心から喜ぶということは、簡単なようですが案外難しいもの。
しかし、その「嫉妬心」は、同じことをなしえなかった悔しさや、自身への怒りから来ているのかもしれません。そのような感情を抱き続けることは、自分自身を否定することに繋がります。反対に人の成功を一緒になって喜ぶことは、心にゆとりがある証。そういう人は自分自身の目標も明確に設定することができ、自己を上手に高めていくことができるのです。恨みや妬みのエネルギーは驚くほど強いもの。そのエネルギーやパワーを憎しみではなく、自己の成長に使えばきっと大きな成果が出せるはずです。まずは人の成功を素直に褒めることから始めてみましょう。
仕事においてモチベーション低下の原因には、目的意識が薄れや信念の揺らぎが挙げられるでしょう。あなたが仕事で達成したいと思っていることは何でしょうか?また、あなたが仕事をする目的は何でしょうか?さまざまな信念や目標を、自分のなかで明確にしておくことで、ゴールまでの道のりがスムーズになります。その信念や目標を実現するために、自分の能力や行動、環境を整えようとするからです。「自己の高め方がわからない」という人は、まずは、自分の目標やビジョンを紙に書きだすことから始めてみましょう。
「いらないものや、使わないものを思い切って捨てる」というのも自己を高めるうえで必要な考え方のひとつです。よく使うもの、よく身につけるものは、だいたいいつも決まってくるものです。身の回りに不要なものが多いと、雑念も増えて集中力が妨げられ、やる気が削がれることに繋がります。また、不要なものをいつまでも持っていると、運気が滞り、お金が思うように貯まらなくなる、という説もあります。物を大事にする心掛けは重要ですが、明らかにいらないものや古くて使わないものは徹底的に捨てて、身の回りを整理整頓してみましょう。そうすることで、自分自身の思考を整理できるようになります。
成功している人はみな、常に自己を高めることを意識し、高みへのぼろうという気持ちを忘れません。既成の概念にとらわれずに、心をやわらかくして、自分にあったさまざまな方法を取り入れていきましょう。