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自己啓発セミナーの種類と選び方

自信を持つ

書店などへ行くと、専門コーナーに自己啓発に関する書籍が多数置いてあります。また、自己啓発セミナーさまざまなテーマで開催されており、人気の高さを窺い知ることができます。せっかく何かしらの自己啓発セミナーに参加するなら、日常生活の中で最大限に活用したいものです。今回は、自己啓発セミナーの上手な活用方法についてご紹介していきたいと思います。

日本での自己啓発セミナーの歴史

自己啓発は自分自身の能力や考え方を、さまざまな視点から、より高いレベルにすることを目指すもののこと。自己啓発セミナーはそれぞれのテーマの専門家が、セミナー形式で仕事での成功、人間的に優れた人格などについての方法を提案していくものです。日本での自己啓発セミナー歴史は割と新しく、1960年代後半にイギリスから来たトレーナーによって開催された「心の働きを学ぶトレーニング」が始まりとされています。その頃から、自己啓発は世界的に多くの人が関心を持っているジャンルでした。その後、日本でも1980年代に入って本格的に流行し始めます。

仕事に役立つビジネスセミナー

社会人に人気の自己啓発セミナーといえば、ビジネスセミナーです。
中でも営業やマーケティング、コピーライティング、時間管理といった、業務に有効な実学系のセミナーなどが人気です。それぞれのセミナーの講師は、各分野で成功・活躍している人である場合がほとんどなので、より実践的なスキルやノウハウを学ぶことができます。また、営業マンの研修の一環としてセールスセミナーを取りいれている企業も数多く存在します。ビジネス系のセミナーのメリットは、実践的なスキルを扱うものが多く、セミナー後すぐに実践できることにあります。例えば、セミナーで学んだスケジュール管理を業務に取り入れることで、格段に効率的に進められるようになります。

心理セミナーで対人関係も良好に?!

物事の考え方や自身との向き合い方など、心へのアプローチを学ぶセミナーは、心理セミナーと呼ばれます。テーマは日常生活における物事の受け止め方から、実際の業務に活かせるものまで幅広く、特に明確な線引きがあるわけではありません。セミナーの内容はさまざまな企業や団体が独自の視点から、論理的に構築されています。ただし、ただの現実逃避を促すような内容のものもあるため、選ぶ際には注意が必要です。心理セミナーでは、自分自身の中で抱えている問題を解決するなど、人との接し方や相手の心を理解することができるようになることで、対人関係を良好にさせるものがあります。このような心理セミナーと言われるものの中には、コーチングセミナーという心理学をベースに、対話通して相手を理解できるようになることで人間関係を円滑にする効果があります。また、カウンセリングセミナーでは、心に何かしらの問題を抱えている人の心を楽にさせてあげることができるようになるもので、相手だけじゃなく自分自身の問題にも向き合うことができるスキルを学べます。

目的を持って自己啓発セミナーに参加する

自己啓発セミナーの中には、漠然としたものではなく、はっきりとした目的を持って受講することをおすすめします。例えば、結婚を目的とするなら婚活セミナー、本を読むスピードを早くしたいなら速読セミナー、海外でも自由に話せるようになりたいという人は英語セミナー、といった具合です。セミナーを受けることで、単なる知識だけではなく、それぞれの考え方や使い方まで習得できます。目的に合わせて選ぶことにより、自身に役立つものを効率よく学習していくことができます。セミナーを探す際は、インターネットなどを通じて目的別に調べてみるようにしましょう。

正しいセミナーを選びのポイント

中には残念ながら、受講に高額な費用を取るのに、あまり中身がない詐欺まがいのもの、最終的に宗教団体へ勧誘が目的のものがあります。セミナーを受講する人自身が、事前に内容を確認することが大切です。セミナーを受ける際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • ・主催者は誰か
  • ・料金は適切か
  • ・セミナーへの参加目的は明確か
  • ・セミナー開催の目的

気になる自己啓発セミナーを見つけたら、実際にセミナーに参加したという人の口コミなどを参考にすることも効果的です。

【まとめ】

自己啓発セミナーの効果を最大に活かすためには、目的意識を持つことが重要です。自分自身が何に興味があるのか、何を目指したいかを一度冷静に考えてみましょう。
しっかりと目的を持つことで、どんな自己啓発セミナーを選べば良いのか自然と見えてくるはずです。実際に自己啓発セミナーを受講した後、何か違和感を覚えるなら、その自己啓発セミナーは自分には適さないと判断することも大切だと思います。同時に、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、自分に役立つ情報を選ぶ力を養っていきましょう。

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