あなたは運が良い方でしょうか、それとも運が悪い方でしょうか?「運なんて目に見えないもの!関係ない!」という人もいるでしょう。しかし実際にはみな一度は「運が悪いなあ」と思ったことがあるのも事実でしょう。「運」というのは目に見えない不思議なものですが、とある研究によると、運が悪い人の行動にも法則があって無意識に実行しているのだとか。早速どんな法則があるのか紹介していきましょう。これらの特徴に当てはまるあなたは運が悪い人なのかも・・・?
「自分は運が悪い」と思っている人はものごとを何でも悪い方向へとらえる習性があります。例えば、車でドライブ中に事故を起こして、怪我をしてしまった場合。「怪我をして仕事もできない。おまけに事故の手続きや後処理もある・・・。ついてないなぁ」と考えるか、「怪我はしたけど、命に別状はなくて良かった!仕事もこの機会にゆっくり休もう」と考えるか。日頃から「自分は運が悪い」と感じている人は前者のようにネガティブに考える人が多いです。もうお分かりかと思いますが「自分は運が良い!」と思っている人は後者のようにものごとをポジティブにとらえます。物事の良い面を見るような習性がついていて、何でもプラスに考えるようにしています。運が悪い人たちはその真逆。不幸のプラス面には気づかず、被害を受けたことやマイナス面しか認識しません。だからずっと「自分は運が悪い」と思っているのです。
「自分は運が悪い」と考える人ほど、将来に対して後ろ向きな傾向があります。何かを始める前から「どうせ無理だ」と諦めてしまっている人も少なくありません。何かに挑戦して失敗したら時間が全て無駄になる、貯金がなくなってしまったら?友だちを失ってしまったら?自分が傷ついたら?そんな風に悪い未来ばかり考えてチャレンジする心にストップをかけてしまうのです。不安な考えや気持ちはいくらでもわいてきます。それでもチャレンジするかどうかで、将来の運をつかめるかどうかが変わってきます。何かにチャレンジしなければ、今の状況を大きく変えるなど、大きなチャンスをつかむことはできません。「運が悪い」と嘆いている人は、まずはチャレンジすることから始めることを意識しましょう。
運が悪い人は、物事の結末を短期的な視点でしか捉えられません。運が悪いと思える出来事も、長い目でみれば人生のたったひとつの穴にしか過ぎないことだったりします。しかし、「自分は運が悪い」と考える人は不運な出来事に対して目の前の結果しか見ずに落ち込んでしまいます。そうなるとそれ以上の対策を練ろうとはしません。「この失敗は良い経験になった」と考えられません。たとえ勉強をしたり、自分磨きのために自己投資をしても、すぐに結果が出ないと満足できずに、短絡的な結果だけを見て「実るかどうかもわからないことにお金を使ってしまった」と後悔をしたりします。「将来、この努力が何倍、いや何十倍にもなって返ってくる」という考えかたができないのです。その結果、根気よく努力できず、大きな幸せを逃してしまうのです。
見返りや利益を追求することは、人として当然のことです。しかし、運が悪い人というのは自らのことばかりに関心を寄せているため、周りの人や仲間たちやチームの利益を考えていません。自分だけが得をしよう、自分だけが成功しようという考えを持っていると、他人に及ぶ影響に鈍感になってしまいがちです。
人は何か得をすると「運が良かった!」と感じます。しかし、その裏側で不利益を被っている人がいるかもません。そういったことを繰り返していくと、いざ自分が不運に襲われたときに手助けや、一緒に頑張ろうとしてくれる人もいなくなってしまいます。
結果的に自分に協力してくれる手を逃すことになってしまい、仲間だけでなく、幸運までもが逃げていってしまいます。運は自分の力だけでなく、周囲の人からの力も大きく影響します。自の利益ばかりを求めて、人をないがしろにしてしまうと、運までなくすことになります。自分も周囲もともに成功できるように考えることで、良い気が舞い込むようになり、同時に運を良くすることになるのです。
「運が悪い」という人は、運の悪さを自分ですり込み続けている事が多く見当たります。ネガティブな思考には暗い気や悪いことが集まりやすくもなります。まずは物事をポジティブに捉えるように意識したり、未来や将来を明るく考えてみたり、「すぐにダメだ」とあきらめるのではなく、目標に向かってコツコツ頑張ってみましょう。ポジティブシンキングなあなたの元にはきっと良い運気がたくさん舞い込んでくることでしょう。