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賢いビジネススクールの選び方

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「スキルアップのためにビジネススクールに通いたい!」そう思っている人、その意気込みはとても素晴らしいものです。しかし、目的や希望に沿ったスクールを選ばないと、せっかくの時間もお金も水の泡となってしまいます。今回は海外、国内のビジネススクールそれぞれの特徴や、賢いスクールの選び方、リサーチするべきポイントをレクチャーしていきます。これからビジネススクールに通おうと思っている人も、そうでない人も必見です。

「海外ビジネススクール」の特徴

まずは「海外ビジネススクール」の特徴から。海外ビジネススクールのメリットは、何といっても卒業後に世界的に広い人脈が手に入ることでしょう。これは海外での話にとどまりません。たとえば、帰国後、外資系企業に転職しようと就職活動した場合、面接先の役員が同じビジネススクールを卒業していたことから会話が弾んで内定も決まった、なんて話もあります。これは極端な例かもしれませんが、実際に外資系のトップ企業では将来の幹部社員候補を育成するために「MBAランク上位の学校を卒業していること」を採用の必須条件として挙げるところも珍しくありません。デメリットはやはり、費用が高額であること。学費だけでなく、滞在費、渡航費とかなりの金額がかかるうえに、一度会社を辞めるなり休職するなりしなければならなくなります(会社から命じられた研修の場合は別)。スクールに通うまでに英語を習得しておかねばならず、かなりの時間と労力を割くことになります。それでも、世界的に通用するキャリアを獲得したい、という人ならば一度は夢見るビジネススクールなのです。

「国内ビジネススクール(全日制)」の特徴

一番一般的なのが、昼間に通う「国内のビジネススクール(全日制)」でしょう。教師陣も日本の経営を理解しているため、国内ですぐに活かせる、日本人経営者としての知識を身に付けることが可能です。海外のビジネススクールなどと比べると費用が安いうえに、日本語での授業が多いため、内容もより深く理解できます。国内ビジネススクールのデメリットは、国際性を養えないこと。授業は日本語、内容も日本企業寄りになってしまうため、外資系企業が求めるようなスキルを自然と身に付けるのは難しいでしょう。さらに、全日制となるとやはり仕事を続けながらの受講は厳しく、休職か退職しなければならないため、キャリアを中断することになります。

「国内ビジネススクール(夜間)」の特徴

「国内のビジネススクール」でも夜間ならば、仕事上がりに学校に通えます。仕事を辞める必要がなく、お給料をもらいながら学校に通えるので、予算に余裕がない場合でも受講可能です。そのほか、授業内容がわかりやすいのは全日制の国内ビジネススクールと同じ。デメリットとしては、やはり他のスクールと比べて学べる時間が少ないということ。本人のやる気次第ですが、予習復習をバッチリやるくらいの覚悟がないと、深い知識を得ることは難しいと言えるでしょう。

良い学校情報の集め方

ここからは、肝心な学校の選び方。まずはスクールの情報を集めます。自分が取得したい資格や知識、キャリアなどをノートに書きだし、インターネットなどを使って目的に合う学校を選び出します。次にそれぞれのスクールの詳細をリサーチし、メリットとデメリットをそれぞれリストアップしましょう。リサーチの際は、以下の点などからリサーチを進めるとスムーズです。

・スクールのホームページからリサーチ

やはりスクールを知るにはオフィシャルホームページでリサーチするのがやはりスタンダードな方法です。どんなコースがあるか、どんなカリキュラムや授業があるのか、どんな教授がいるのか、卒業者の実績や、授業料、奨学金の有無などの制度も確認しておきましょう。

・スクール見学会、学校説明会への参加

候補のスクールが見学会や説明会を実施している場合はぜひ参加するようにしましょう。事前にスクールの設備や先生や事務員の雰囲気、在校生の様子などを実際に肌で感じておくことで、いざ通い始めてから「こんなスクールだと思わなかった!」というミスマッチを防ぐこともできます。海外などの場合は渡航費用もかかり大変かもしれませんが、それこそ失敗して途中で帰国なんてことになったら目も当てられません。可能な限り、現地に足を運び、自分の目で確かめてから決めるようにしましょう。

まとめ

周りにビジネススクールに通った経験のある人がいたら、話を聞いてみるのも良いかもしれません。親しい人からの口コミは信用性の高い情報源と言えるでしょう。「こういうところはやめておいたほうがいい」「この学校のここがおすすめ」などの情報が貰えたらしめたもの。もちろん、鵜呑みにするのではなく、自分でもリサーチして裏を取るよう心掛けましょう。また「海外のビジネススクール」に通う場合はMBAランキングなども参考にしておくと良いでしょう。

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