前回の記事「習い事の結果を3倍に引き上げる方法とは?」に引き続き、習い事などで大きな結果を出すために大切なことをお伝えします。
何かを学ぶとき、習い事をするときに教材やマニュアルなどを使うことは多いと思います。
前向きに学ぼうとする多くの人が、その教材やマニュアルの使い方を間違えていてもったいないなと思っています。
最大の結果を出すために!
これからお伝えすることをしっかり実践してください。
雑誌や小説や漫画や文芸書などは、大体は一度読んで終わりですね。
読み終わったら処分する、もしくは本棚にしまって読みたいときにまた取り出して読む。
そういう本は、読みたいところから読めばいいと思います。
しかし、教材やマニュアルは根本的に違います。
一度読んで終わりになることは決してありません。
そして読むだけではなく、実際に書いてみる、使ってみる、手を動かして復習することも大事です。
例えば学校で、教科書を一度読んだだけだったらテストでいい点数は取れませんよね。
テストで高得点を取る人は、学校で教科書を読んだら、家で予習復習をしているでしょう。そして同じ内容を塾で勉強したり、家庭教師と一緒に勉強もする、何度も何度も同じことを勉強していると思います。
スポーツで考えるとわかりやすいかもしれません。
ゴルフやサッカーや野球など、色々なスポーツのノウハウ本などがあります。様々なコツがインターネットにあがっています。でもそれを一度見ただけで名人にはなれませんよね。
読んだことや見たものを、自分なりにやってみて、何度も繰り返して、初めて自分の身につきます。
勉強やスポーツでなく、仕事でもそうです。
営業、経理、技術職、色々な仕事がありますが、どんな仕事もノウハウやマニュアルを読むだけで仕事ができるようになりません。そこに書かれていることを、一つずつやってみて繰り返して身につけていくことが大事です
教材やマニュアルを活かすために、大切な点がもうひとつあります。
教材やマニュアルを手に入れると、最初から最後まで読みたがる人がとても多いです。
ここでも、小説などの読み物と勘違いしてはいけません。
教材やマニュアルを最大限に活かすためには、一ページ読んだら実際にやってみることが大事です。一ページできたら次のページへ進んで同じようにやってみる。それを繰り返しましょう。
実行しないで最初からどんどん読み進め、全部読んでしまっても、それは時間の無駄になります。
まず全部読もうと思って読んでみて、読むのに1時間かかったとしましょう。
実際にやってみようとなった時に、内容をちゃんと覚えているでしょうか??
おそらく途中のことなんて忘れてしまっていて、また読み直すことになります。
どうせまたやるときに読み返して確認しなければならないなら、最初から一ページずつ確認しながらやった方が結果的に早いです。
最短最速で結果を出すには、読みながらやる、読みながらやる、それをずっと最後まで続ける。
それを続ければ、最後のページに届くころには、そのマニュアルに書かれていることがあなたもできるようになっています。
だからやってみてほしいんです。
一ページずつ、しっかりやってみてください。
そして、わからないことがあったらすぐに調べましょう。
それでもわからなければ聞きましょう。先生や、先輩、友達でもかまいません。
「ここがわからない」「コツは?」「うまくいかないんだけどどうしたらいい?」と、教えてくれる人に聞いてみる。
そうしたら先に進んでいけますね。
教科書やマニュアルで結果が欲しい時は、
せっかちに考えず、最初からひとつひとつしっかりやっていきましょう。
そうしたら必ずできるようになります。