税金や保険料はどんどん上がる、それと一緒に年金受給開始年齢もどんどん上がっていく・・・。
それなのに、いくらがんばっても収入はなかなか増えません。
さらに、日本経済は不安要素だらけ、解雇されたり勤め先が倒産したりする可能性もないとは言えません。
収入は増えない、支出は増える、将来は不安だらけ、どうしたらいいの?という声、よく聞こえてきます。
そんな中で「収入源は勤め先の給料だけ」では不安は増すばかりです。少しでも未来への不安を取り除くために「副業」を始めてみようと考える方も増えています。
ですが・・・副業に興味はあるけど「会社にバレたらどうしよう」「バレたらどうなる?」という不安から一歩を踏み出せないでいる方も多いでしょう。
副業OKの会社はどんどん増えています。これからは副業するのが当たり前になっていくでしょう。
ですが、まだまだ「副業禁止」という会社も多くあります。
会社にバレないための方法は?という相談を受けることはよくあります。また、こっそりやってたら大丈夫でしょ!と高を括って副業をして、あっさりバレてしまっている方も時々見かけます。
副業は必ず会社にバレてしまうのでしょうか?
もちろん、バレずに行う方法はあります!
まず、なぜ副業がバレてしまうのか、まずはその原因を知り、対策をしっかりと取りましょう。
副業が会社にバレる理由は、主に5つです。
それぞれの理由をきちんと知り、対策を行いましょう。
副業が一番バレやすいのが「住民税」です。
住民税は「特別徴収」として勤め先の給与から毎月天引きされています。住民税の額は前年度所得によって決まるので、住民税額が急に増えると副業を疑われることが多いようです。
住民税額でバレないように、確定申告の際に住民税を「自分で納付」にする、もしくは「住民税の申告」で「普通徴収」に切り替えてください。ただし、普通徴収にできない自治体もありますので確認が必要です。
また、アルバイトなどの副業収入は「給与所得」になることが多く、本業との合算額が職場に通知される可能性が高いため、バレやすくなります。可能ならば、給与所得になる副業は選ばない方が無難です。
在宅ワークやネットビジネスでの収入は「雑所得」となるため、リスクが低く抑えられます。
年末調整は通常1箇所からしか提出ができません。
そのため、バイト先などから年末調整が提出されてしまうと、税務署からの問合せで、副業がバレてしまいます。
副業の勤務先には、年末調整の提出をしないようにお願いしておきましょう。
この点も、在宅ワークなどの収入は「雑所得」となるため、年末調整の二重提出によりバレることが避けられます。
マイナンバーによって個人の収入を把握しやすくなり、確定申告をしていないことが分かりやすくなりました。そのため、収入が多いのに確定申告をしていないと税務調査として会社に連絡が入る可能性があります。
しかし、確定申告さえきちんとしていれば、税務調査が入ることはほぼありません。
給与以外に年間20万円以上の所得がある場合は、確定申告が必要です。
納税の義務を果たすためにも、会社バレを避けるためにも、収入が入ったのであれば確定申告を行いましょう。
誰かに副業のことを話してしまって密告されたり、誰が見ているかわからないSNSに「副業でこんなに稼げた」など書いてしまって会社の上司や同僚に見つけられてバレることもあります。
副業については人に言わない、副業に関する情報は口から出さない、それを心がけましょう。
コンビニバイトなどの接客業は、どうしても他人に見つかってしまう可能性が高くなります。
ですので、直接人に接することのない仕事を選ぶのが一番です。
ですので、顔や名前を出さずに、パソコンやスマホを使って行えるネットビジネスが人気となっています。
上記を読んでみて、少しは安心できましたか?それでもと不安な方は、一度専門家にご相談するとよいですよ。我々も副業の相談に乗るとともに、会社にバレないための相談にも乗ります。
せっかく副業をはじめたのに、会社にバレてしまってしまって立場が悪くなった・・・なんてことのないように、バレる原因を知り、しっかりと対策をして安心して稼ぎましょう。